それは幸せの片道切符〜NEWS LIVETOUR 2017 NEVERLANDによせて〜

お題「私のNEVERLAND」

 NEWS LIVETOUR 2017 NEVERLANDおつかれさまでした!
 お疲れ様でした、と言いながらいまだに「俺のNEVERLAND終わっちゃった…」と某キングダムハーツの某ロクサス(隠してない)のように呆然と呟くことしかできないでいます。
 カウコンで小山さんが「4月、ツアーやります!!」という、ご丁寧に指をしっかり4にしてくれていたにも関わらず、あまりの唐突さに理解ができず、こたつで呆然としたあの時からもう半年。え、半年……?嘘でしょ……?ここ最近、歳月の流れの速さに精神年齢が「くそなんて速さだ!!」と悲鳴をあげているのをひしひしと実感しています。
 元旦のど深夜からあまりのR18っぷりに目を点にしたEMMA、ベリーキュートわんこキャラで木曜日の癒しとなっていた青山青年、なんか特典に鍵が付くと聞いて「キーブレードだ!!」と絶叫したあの日、すべてがここ半年の出来事。濃度がすさまじすぎる。ポンジュースかよ。
 そんなポンジュースなみの圧縮された中身を怒涛の勢いで駆け抜けた半年間だったと思います。
 
 さて、私は幸運にも福岡公演二回と東京ドーム一日目に参加することができたのでその感想を今のうちにしたためておきたいと思います。おばあちゃんも「刺身と現場の感想は新鮮さが命」と言っていましたからね。
 本当に心の底から楽しいコンサートだったので端から端まで、セットリストをそれこそ嘗め回すように書いていきたいところですが、それをしていると次のコンサートが始まる直前にアップするはめになりそうなので、印象的だったところを箇条書きでお送りしたいと思います。
 ちなみに私はメモをとらないかつ楽しい現場であればあるほど記憶を失うという致命的なバグを抱えているのでニュアンスでお読みください。要はあれです、考えるな!感じろ!!!ってやつです。そろそろ脳のための外付けHDが出たっていいと思う。

 

 

 

・舞台と舞台装置へのこだわり

 扉を開けたらそこは別世界でした――。
 そんなモノローグをいれたくなるほど今回のセットは凝ってました。いるだけで楽しいセットって何事!!!
 早めに入った方がいいよ!という情報をキャッチしていたので少し早めに入場したのですが、それでも飽きることなく、というかセットをみてMr.インポッシブルのダンス講座受けてたらもう10分前とかでした。すごい、コスパがいい。ウィダーインゼリーかよ。
 時折煙がふくようなシュー!という音がしたり、モニターに映る時計がかわいらしかったり、細部にまでこだわりぬかれたセットは本当に一つの芸術作品でした。
 しかしここまで作りこんでいては逆にセットとしては扱いにくいのでは?と思っていたのですが、私の見通しはさすがに甘すぎたようです。むしろ、あのぐらいファンタジーじゃなきゃNEWSが持つ二次元力に勝てなかった。
 しかも!!そのファンタジーな世界に!!のっけから現れるのが蒸気機関車!!!!巨大なモニターも駅が映し出されており、ハリーポッター世代どストライクな私は興奮のあまり、「9と4分の3番線だ!!!」と叫ぶしかなかった。よく考えればピーターパンもロンドンがスタート地点となる物語でした。割と間違ってないのかもしれない。
 しかもコンサートが終わり、最後の曲である流れ星のときにも蒸気機関車はしっかり登場します。100点満点!!
 福岡の一日目では帰りの電車がやや脱線事故を起こしかけていたのですが、それ以降はそんなこともなかったので同じ失敗は二度繰り返さないという気概を感じて胸が熱くなりました。

 

・セットリストの流れがあまりにも美しい

 本当によく作りこんであるなと溜息がでます。素晴らしい。
 個人的にめちゃくちゃ誉めたいのは「ミステリア」→「さくらガール」の流れです。ミステリアの歌詞のなかには何度か「サクラ」が登場します。サクラ舞い散る光景のおかげでどこか不安定なイメージが頭に浮かぶこの曲のあとが「さくらガール」なのは本当に美しくて、ドームでも見るのを楽しみにしていました。
 ミステリアが終わり、しかしなかなかメインステージから動かない。あれ?と首を傾げていると聞こえてきたのはあまりに聞き馴染みのありすぎるあのイントロ。
 BYAKUYAやるなんて聞いてないですけど!?!?!?!
 
多分だれも想定していなかったのでしょう。あの瞬間の5万5千人の沸き方はもはや地響きでした。たった一曲でここまでわかせるのすごい。

 何より「ミステリア」と「さくらガール」の間にBYAKUYAを入れ込んでも歌詞がしかりとつながっているのがわりと単純にすごいと思います。
 ミステリアは「俺の化身」らしきものに立ち向かっていく誰かの物語、一方BYAKUYAはWHITE、少プレの中でも「黒への反転」という演出が効果的に扱われていた楽曲。自分のうちに潜む「黒い化身」との物語がそこのつながりで生まれた気がして、ミステリアという曲の深みがより一層増した気がします。
 また、今まで踊りが印象的だったKAGUYAやチュムチュムを踊らないような位置に持ってきたのも新しい側面が見えてとても面白かったです。
 一曲で二度おいしいどころか、何度でもおいしい。

 あとこれは完全に個人的な嗜好だったのですが「とにかくサマラバがコンサートで見たい!!けど時期的に難しいかなぁ」とちょっとしょんぼりしていて、まぁ案の定最初のセトリからは外れていて。
 そしたらまぁ、和歌山で何か追加曲があったらしいと。いやでもまさかサマラバじゃないよなぁ、そんな都合のいいことないよなぁと思いながら迎えた東京ドーム。
小山さん「ABOの次はABCいくぞー!?」
私「そんな曲、あっ……あ!??!??!??
 おかげでサマラバの亡霊にならずにすみました。危うくちょっと陽気な亡霊が爆誕するところだった。

 

・ソロ曲がすごい

 語彙力!!!!
 いやでも本当に今回のソロ曲どれもすごくよかった……。いや毎回いいんだけど、ここまで全部いいっていうのは中々ないと思います。
 加藤さんの「あやめ」は深いことは加藤さん学を専攻してらっしゃる方にお任せしますが、世界が変わるときに音をつけるなら加藤さんがあの虹を駆け上がった時の足音だと思ったし、世界に色がつくときに音をつけるのなら加藤さんが旗を回したあの音だと思います。どうしようもないほど必死で、だからこそ美しかったです。
 「ニャン太」は、その私事になるのですが、福岡が実家なので公演前に実家に少しよりまして、実家の犬にあってきたわけです。彼女ももう、人間に換算すればいい年で、元々あまり体の強くない子なのでいつお別れがきてもおかしくはない。私は小山さんの気持ちに寄り添うことも、わかるとも言えませんが、でももしそのいつかが訪れたときにきっとこの曲は私に寄り添ってくれるだろうなと思いました。小山さん、長い長いお手紙はきっと届いたと思います。
 さてきりかえて増田さん。もうね、歌がうますぎて単純に「!?!?!?」ってなりました。何回聞いてもなるからすごい。福岡の一日目が恐らく全体を通して、イヤモニの調子が悪そうで、特に増田さんは何度も触れていたのですが、それでもぶれることなく歌い切ったあの姿勢は本当にかっこいいと言えるものでした。毎回深々とお辞儀をするのも増田さんらしくて、とても好きです。
 手越さんのソロは本当にもう楽しそうでよかったー!!!!!!本当に楽しそうに歌の世界に入っているものだからあそこからBLACK FIREの流れは手越さんとしてはすごい楽しかったんじゃないかなぁと思います。間奏のときに飛び跳ねながら布を振り回すところが大好きです。あそこの照明の使い方も激しくてつい「ヒュー!!!」と指笛をならしたくなる。奔放にステージを楽しむ、手越さんらしさ全開の一曲でした。まぁただ福岡で見た時よりもドームのが着てた服がズタボロになってて「布……?」って顔をしたのは正直すまんかった。

 

・衣装が今年も天才だった

 どうも、増田さんにハムを送りたい協会のものです。
 今年も最高でした。本当に毎年ありがとうございますとしか言いようがない。
 個人的には一番最初の軍服のような衣装とミステリアあたりに着ていたモノクロ×ピンクが好みでした。モノクロ衣装は特に「お、おたくがすきなやつだー!!!!」と後ろからぶん殴られた気分でした。世界広しと言えど手越さんの首元にリボンつけられるのは増田さんだけ!!!!
 あと東京で初めて気づいたのですが、MCのときの小山さんのTシャツの裏側が超かわいかった。

・私たちだって魔法使いにしてくれる

 開演前に開かれていたMr.インポッシブルのダンス講座。果たしてこれはいつ使うんだろうと疑問に思ってたらその時は突然来た。
Mr.インポッシブル「おやおや、NEWSは眠りの魔法にかかってしまったようです」
わたし「ここでかよ!!!!!!」
 一番最初の日はまさかここで踊らされるとは思わずわたわたしまくっていたのですが、残りはがっつり踊りました。楽しい!!
 何より順番に起きていって最後まで寝ていた加藤さんが突然しゃかりき踊り出すのがめちゃくちゃかわいかった。福岡は横がシゲ担だったのですが、息の根とまってた。そういう魔法かな????
 あと律儀に手越さんの背中に頭を乗せに行く小山さんやそのせいかわりと微動だにしない手越さん、ドームではなんでか頭だけをステージからはみださせて「いやそれ首痛くならない?」と不安にさせた増田さんなどなんかもうあそこだけでかわいいが詰まってた。
 なによりいままでは彼らの魔法にきゃーきゃー言うだけだった私たちにも魔法をかける力がある!と言われたようでうれしかったです。だってここはNEVERLANDですからね!願えばきっとなんだって叶う場所!!
 

・相変わらず砂糖のように甘かった笑顔

 一年ぶりのNEWSだったわけですが、もう相変わらず幸せそうにこちらを見てくれるからこっちだって!幸せなんだからね!!!という妙な対抗心で思いっきりデレデレしてきました。
 特に幸運なことに福岡は二日ともリフターに非常に近い場所で照明があたっていないときでも辺りを見渡している姿にもう頬が溶けかけのゆきみ大福よりもとろけてた。あともしかしたら勘違いかもしれないというか、私は前述の通り「たのしすぎると記憶を失う」タイプなのでもはやよく覚えてないのですが、手越さんがリフターにいるときにどうやら投げチューをしてもらったようなんですね。横にいたシゲ担が肩ぶったたいて「今!!!こっち!!!!チュー!!!!!」と覚えたての三歳児みたいな報告をしてくれなければなんかもう呆然としすぎて忘却の彼方へと消し飛んでいたかもしれない。
 でもされていてもされていなくても、手越さんの目はとろけるように甘くて「ああ、私が一年前であったときとなにも変わってない」とぼろぼろ涙を流したことだけは事実です。あと顔が抜群にかわいかった。身もふたもない。
 東京ドームではファンサ、というわけではないのですが、リフターに来た小山さんが照明があたっていない、カメラにも当然抜かれていないときにハートマークを手で作って微笑んでいたのが内緒話しているみたいでときめいた。なにそれずるい!!
 

・歌がうまい

 身もふたもない!!!(二度目)
 いや本当に改めて歌がうますぎて腰抜かします。
 何より他の方も書かれているでしょうが、小山さんと加藤さんの歌が去年よりも火力があがっていて「ひゃー!!!!!」と喜ぶしか出来なかった。元々二人の声がすごく好きなのでなんかもうここに火力あげたらなんかもう常に攻撃力2.87倍のバフが乗ってるようなもんじゃないですか、すごい。
 あと増田さんのSilent Loveのラップは毎回圧巻でした。

fumiko0w0.hateblo.jp

  ここでも少し触れたのですが、ラップを書いているロータスニキはとにかくワード数が多いラップが特徴です。正直ここは生では難しいかなと思っていたのですが、ごめん。増田さんのこと全然わかってなかった……。
 最後の方がくるしげになりながらも言い切った瞬間のあの会場全体がワァっとなる感覚は心地よかったです。ロータスニキー!!!逸材がいるからまたラップ書いてよー!!!!

 

・だってきっと私たちは一人ではない

 こんなにもコンサートの始めと終わりで思い入れが変わる曲もないと思います。
 ひねくれている私にとってまっすぐすぎるこの歌は正直少し心に痛かった。でも歌うよなぁ合唱だよなぁどうしようかなと思っていました。
 でもそんな思いを全て吹き飛ばすほど、力強くてただただいとおしかった。
 泣きながら声を張り上げた経験なんてそうそうこの年になって得られるものではないと思います。そんな声を全身で受け止めるように聞いている四人。なんかもう多分今ここが世界で一番エネルギーに満ちた場所だろうなって歌いながら思いました。
 一人ではない、というと少し大仰かもしれません、でも例えば日常生活のちょっとしたことで折れそうなとき、失敗をしてしまってどうしようもなく逃げ出してしまいたいとき。そんな些細な弱くなってしまう瞬間を支えてくれるのは、きっとこの体験だと思います。 
 「頑張れ」も「一人じゃない」も使い古されたメッセージかもしれません。でもそのメッセージをこんなにもまっすぐに届けてくれることって、なかなかどうして難しいじゃないですか。不格好でもいい、とにかくまっすぐにひたむきに、彼らは手を差し出してくれる。なんかもうそこまでされたら掴むしかない。そうすればきっと彼らはこの手を離さないでいてくれる。そうしたらきっと明日はほんのちょっとだけでも頑張れる。
 NEWSが傍にいるってそういうことなのかな、と思います。

 

・総括
 アイドルを好きになることって本当に奇跡みたいなことだと思います。まるで当たり前のように感じるけれど、「すきだ」と思った瞬間やタイミングがもしかしたら一秒でもずれていたら入れ込んではいないかもしれない。そもそもファンにはなっていないかもしれない。
 しかもそんな偶然の重なりで好きになった人が「こうしたら楽しんでくれるかな」って血のにじむような思いで考えてくれたものが自分の好みと一致している。これを奇跡と言わずなんといいましょう。
 NEWSと出会ってからおよそ一年。色々なことを見て聞いて、一年前にであった頃よりも今の方がずっと彼らのことが好きです。なんなら毎秒ごとに好きの最大瞬間風速があがっているかもしれない。
 彼らを好きな中で理不尽なことに怒ったり泣いたりしたことがないとは言いませんが、そんな負の感情を差し引いてもおつりで全然この先暮らしていけるレベルで幸せです。いやもう本当にこれはすごいことだ。
 何より「世界一幸せになってほしい…」と純度200パーセントで思える相手なんてそうそういません。そんな人達と出会えただけで私の人生はハッピーなんだと思います。

 これからも、自分達が楽しいと思えることをたくさんしてほしい。もしそれが私の楽しいと一致すればこれ以上幸せなことはないですが、もしそうじゃなくてもきっとあなたたちが笑顔ならそれで充分です!!!
 本当にありがとう、長い長い旅お疲れ様!!!鍵はいつだって持ってるから、扉を開くときは呼んでください!