例えどんなに遠い光でも〜今更QUARTETTO全曲レビューをするよ〜

お題「NEWS「QUARTETTO」レビュー」

今まさにコンサート真っ最中だというのにレビューをし始める愚行をまずお許しください。
でもしょうがないんだよ!私は好きなものの話をしたいんだ!!どうも、しゃべりたがりなオタクです。

 

さてなぜ今更QUARTETTOのレビューをするか。まぁ単に数日前まで語る場所がなかった、というのもある。でもそれ以上にこのアルバムの良さをとにかく話したいという衝動だ。
一番最初に書いた作文の通り、私はWhite(の円盤)出だ。初心者にもほどがある。赤ちゃんだったら首も座ってない。
そんなド新参が生まれて初めて自主的に買ったNEWSのアルバム、それが「QUARTETTO」である。おかげで非常に思い出深い一枚となった。その感謝と感激を忘れないように自分の備忘録として残しておきたい。

それでは作文スタート。


#01 Theme of QUARTETTO
音の洪水。
いくつもの音が重なり合って多分一つ間違えば一気に破綻しかねない。それぞれの音が絶妙に成り立っている。四重奏、というタイトルにふさわしい曲。
あとMVがめっちゃおしゃれ。驚くほどおしゃれ。なんかちょっと無機質な感じの部屋が秘密基地っぽくてワクワクする。ありもしない少年時代がうずくね!

 

#02 QUARTETTO
前曲からの繋がりがすごくてビビる。切れ目がない。某動画サイトなら「溶接職人」というタグがついてた。
シックで大人っぽい印象もある中「希望は消えない」「燃え尽きるまで」と歌詞は熱いのも魅力の一つ。
そのおかげで早くも燃え尽きそうになる。まだ二曲目だよ!!

 

#03  ANTHEM
少年漫画ッ……!圧倒的少年漫画ッ……!!
日テレ系列のクラブワールドカップのテーマだったこともあり、サッカーなんてウイイレ程度(しかもPS2)の私すら「磯野ー!!サッカーしようぜ!!」とサッカーボール片手に誘いに走りたくなる。

 

#04 シリウス
星降る丘の上で聞きたい一曲。そんなものファンタジーにしかない気もするけどもしあったらご一報ください。ipod片手に向かいます。
明るい曲調とは裏腹に歌詞は切実、今すぐ「スレンダ・ふみ子」に改名したい。売れてない芸人かな?
ちなみにシリウスって「完成された精神のリアリスト」という星言葉があるそうです。そんな普段は現実的かつ堅実的な男が叶わないと分かっているにも関わらず、願ってしまうと考えると大層興奮する。

 

#05 touch
乙女ゲーム乙女ゲーム!!
ニッセンさんサンキューとしか言いようのないあのCMも相まって完全に乙女ゲームのテーマソングです。本編というよりファンディスクのテーマソング。

 

#06 NEWSKOOL
シャレオツ!!かっこいい!!
後でいろんな方のブログを拝見させていただいて知ったんですが、メンバー紹介曲のようになってるんですね。言葉遊び大好きなので未だに歌詞見ながらふふってなってる。

 

#07 四銃士
「時は西暦18××年、フランス――」
そんな謎なナレーションが頭を襲う壮大な曲。
歌詞にも織り込んでますが、三銃士といえば「一人はみんなのために、みんなは一人のために」というフレーズ。ある意味すごく端的にNEWSを表した言葉だなと思います。

 

#08 Wonder
もうこの曲については多くを語るまい。
かっこいいとかっこいいとかっこいいの大爆撃。
最初から最後までかっこいい。トッポかよ。

 

#09 ライフ
そうだ、道徳の時間に流そう。
どんなに真っ暗闇に見えてもその先には必ず光がある。生まれた意味は積み重ねた日々が教えてくれる。
美しい人生賛歌だと思います。
朝日が照らす海を見ながら「生きよう」とつぶやきたくなる一曲。

 

#10 チュムチュム
突然のインド……!!
さっきまで朝焼けの海を見ながら泣いてたはずがところがどっこい、いつの間にかガンジス川にいたようだ。心なしかスパイスの香りもしてきた。


QUARTETTOの話じゃなくて申し訳ないんですが、WHITEの時、曲が始まると同時にせりあがってくるじゃないですか。あの時の増田さんが神々し過ぎてそろそろそういう宗教が生まれるのではないかと余計な心配してます。もし出来たらぜひ信仰したいので教えてください(入信希望者の顔)

 

#11 Departure
チュムチュムがあって本当によかったと思う。
だってライフからのDepartureだったらもうまぶしさに充てられて消滅してた。サンキューチュムチュム。
「泣いてもいいさ」って言ってくれる一方でそれが「甘えてもいいよ」ではなく、「だから頑張れる!」って背中押してくれる。

 

#12 ヒカリノシズク
「傘を持たない蟻たちは」の主題歌。今みたいドラマナンバーワンでもあります。見ます。(原作買おうと思って昨日本屋さんよったら売り切れてた)
ライフ、Departureが背中を押してくれる応援ソングだとしたらこっちはそっと寄り添ってくれる系の応援ソングだと思います。温かい、胸がそっと熱くなる曲。

 

#13 LIS'N
この曲聞いているときのふみ子の姿勢、正座。
かっこいい。ラスボス。増田貴久が倒せない。だってあの増田さんか「聞け!見ろ!」って言ってるんだよ?もうひたすら「はい」って頷くしかない。
Skye beautifulは天地創造だったけれどこっちは世界制圧してる。うわつよい。
最初増田さんの印象って「かわいい♡」だったのがどんどん「もう制圧して」というとんでもない方向に向かい始めてるのがそろそろやばいと思う。

 

#14 愛のエレジー
キャラクターとか、キャスターのせいもあると思うんだけども、小山さんの声って「誠実、切実」な印象をすごく受けるんです。そこがものすごく好き。
で。
そんな「誠実」な声が歌うのがこの歌詞。
「消せない後悔が暴れてる」「抱きしめ、抱いて、全部さらけ出せ」
もうこんなの好きにならないわけないじゃないか!白旗!降参!!
この歌詞の主人公もものすごく誠実な人だと思うんですね。どんなに思っていても多分その相手を奪ってしまったりはしない。もうどうしようもないことだってわかってる。
それでも捨てられない未練。その未練を歌う小山さんのお声。全部がかみ合わさってわりとどうしようもないほど好きな曲です。

 

#15 星の王子さま
薔薇はたくさんあっても王子さまにとっての唯一は星に残してきた、あのプライドの高い薔薇。大切なものは目に見えなくて、失ってからやっとその価値に気づくことが出来る。
「王子さまを忘れないように」と願いを込めてつづられた物語、「薔薇と再び会えるように」という願いを抱えて星に戻る王子さま。そのどちらの願いも叶いますようにと祈らずにはいられない。
まるで宇宙で童話を読んでいるような美しい感覚の曲です。

 

#16 Encore
ラブラブハッピー☆みたいな曲も大好きなのですが、別れる曲も大好きなわけでありまして結構たくさん聞いているわけです。
そんな悲恋ソング慣れしているはずなのに初聴時、切なさで息苦しくてあまりにしんどくて助けを求めました、チュムチュムに。サンキューインディア。
これをあの天使のような美貌を苦し気に歪ませて歌われるかと思うとどうしようもなくなります。切なさは暴力だ。
しかもタイトル「アンコール」って貴方、貴方……(語彙力ZERO)
終わりだとわかっているのに、いないとわかっているのに、もう一度、もう一度だけ、と望んでしまう、その思いの強さに何度聞いてもうっかり泣いてしまいます。


#総括
このアルバムのテーマはタイトルにもある通り、四重奏だ。四人だからこそ奏でられる音楽がある。それをありありと示してくれた。
それとこちらは個人的な考えなのだが「未来という光に向かって」というのももう一つのテーマなのではないだろうか。
明日は見えない。どんなに過去を積み重ねてもそれらは軌跡や足跡であって未来にはなりえない。見えないものは不安で恐ろしい。
だけどその恐ろしさを乗り越えるのは自分しかいない。そしてこのアルバムはそんな踏み出しかけた未来への道の道しるべとなるような、星のような温かい光がたくさん詰まっている。そんな素敵な、文句なしの名盤だと思う。

長々と、しかも偉そうに語ってしまったが、初めて手に取ったアルバムが「QUARTETTO」でとてもよかったと心の底から思う。